商用車部門の分離・独立
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 09:20 UTC 版)
「メルセデス・ベンツ・グループ」の記事における「商用車部門の分離・独立」の解説
2019年3月22日、2020年を目処に、ダイムラーを持ち株会社とし、その傘下にメルセデス・ベンツ、ダイムラー・トラック、ダイムラー・モビリティの3社を置く新体制とすることを発表。ダイムラーとメルセデス・ベンツの両CEOはオーラ・ケレニウス(Ola Kallenius. メディアにより、オラ・ケレニウスの表記も)が兼務、ダイムラー・トラックのCEOはマーティン・ダウムとすることを発表。 2019年5月22日、年次株主総会にて、ダイムラーがBMWグループと両社のモビリティサービス事業を統合し、新会社5社を設立することを発表。また同日、ディーター・ツェッチェがCEOを勇退、オーラ・ケレニウスが新CEOとなる。 2019年7月、提携関係にある中国の北京汽車が吉利とクウェート投資庁に次ぐ3番目の株主となったことが発表された。 2019年9月、創業時からの基幹事業である内燃機関の開発を中止して電気自動車に注力することが発表された。 2021年2月3日、ケレニウスがCEOに就任して以来最大の組織改編となる、電気・高級車部門とトラック・バス(商用車)部門の分離・独立(非連結化)を発表。商用車部門を「ダイムラー・トラック」として独立させ、ダイムラーは「メルセデス・ベンツ」へと社名を変更する。これまで一部の投資家よりグループ全体の価値(株価)低迷の一因となっている部門の分離要求がなされており、それに応えると共に、電動化事業への集中により、一層の投資を呼び込む。 同年12月10日、ダイムラートラックホールディングスがフランクフルト証券取引所に上場した。
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