唐津くんち開催の歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 23:43 UTC 版)
現在は成人女性が曳山をひくことはないが、第二次大戦中、徴兵された男性に代わり、残された女性が曳山を曳いたという歴史がある。 昭和天皇が病床に伏していた1988年、日本中に自粛ムードが満ちていた中、祭りの中止を迫る団体と、天皇の病気平癒祈念という点で一致し、例年通り敢行された。 御旅所神幸が行われる11月3日は、晴れの特異日とされている。2001年の御旅所神幸は降雨で中止されたが、これは1933年以来、68年ぶりのできごと(1968年に、御旅所神幸が11月3日となってからは初めて)であったという。 新型コロナウイルス感染症の世界的流行 (2019年-)(COVID-19)を受けて、2020年は神事のみ行うこととされ、曳山巡行は中止された。これは200年の歴史の中で初めてのできごとであったという。 2021年の曳山巡行も新型コロナウイルス感染症の世界的流行 (2019年-)(COVID-19)の影響により開催が危ぶまれたが、十分な感染対策と飲酒禁止、沿道での観覧自粛の呼びかけの中、11月3日の御旅所神幸祭と曳山巡行のみ行われた。なお、感染対策として御旅所での勇壮な曳き込みは行わなかった。
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