唐敖、海外に出発する
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 14:40 UTC 版)
百花仙子は嶺南の文士の唐敖の家に生まれ変わり、唐小山として生まれた。それから十数年が過ぎ、嶺南にすむ唐敖という人物が、科挙に探花(第3位)として及第していた。しかし、徐敬業と親しくしていたという理由により、武則天によって、元の秀才(科挙受験生)にもどされる。望みを失っているところに、老人に遇い、「海外にいる12人の名花を探し出し、保護した上で、修行を行えば、小蓬莱で仙人になることができるだろう」と言われる。ちょうど、この折、妻の兄にあたる貿易商人の林之洋が海外に交易にいこうとしていた。唐敖は志願して船に乗せてもらう。また、舵工の多九公という老人は、博学で物知りであった。さらに、林之洋の妻・呂氏、娘の林婉如も同行する。(第7回~第8回)
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