品種・栽培品種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/18 00:37 UTC 版)
大別すると、葉が赤紫色の赤ジソと、葉が緑色の青ジソがあり、そのどちらにも葉に細かい縮みがあるチリメンジソと、葉に縮みがないタイプがある。シソには多数の品種や栽培品種がある。 チリメンジソ(縮緬紫蘇、学名:P. frutescens var. crispa f. crispa (Benth.) Makino) - 狭義のシソ。基本品種。葉は両面とも赤色でやや縮れる。 マダラジソ(斑紫蘇、学名:P. frutescens var. crispa f. rosea (G.Nicholson) Kudô) - 葉の表面は緑色、裏面は赤色で縮れない。 アカジソ(赤紫蘇、学名:P. frutescens var. crispa f. purpurea (Makino) Makino) - 単にシソとも呼ばれることがある。全体に赤紫色をしており葉の両面とも赤色で縮れない。 アオジソ(青紫蘇、学名:P. frutescens var. crispa f. viridis (Makino) Makino) - 葉の両面とも緑色で縮れない。 カタメンジソ(片面紫蘇、学名:P. frutescens var. crispa (Benth.) W.Deane) - 栽培品種。葉の表面は緑色、裏面は赤色。 チリメンアオジソ(縮緬青紫蘇、学名:P. frutescens var. crispa 'Viridi-crispa') - 栽培品種。葉の両面とも緑色で縮れる。 栽培は、日当たりの良いところで栽培された優良品種から採取した種子を春に蒔いて行う。ただし、自然に落下した種子からでも容易に発芽する。日本の大葉(青ジソ)の主要な生産地は、愛知県、茨城県、高知県などで、特に愛知・茨城の2県だけで国内生産量の大部分を占める。
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