品種改良で生まれた「ハツシモ岐阜SL」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 09:41 UTC 版)
「ハツシモ」の記事における「品種改良で生まれた「ハツシモ岐阜SL」」の解説
ハツシモには縞葉枯病に弱い特性があったが、減農薬栽培の推進にあたって農薬によるヒメトビウンカの防除は不利な点となっていたことから、ハツシモ自体を縞葉枯病に強い稲にするため、1996年(平成8年)に岐阜県農業技術センターで縞葉枯抵抗性系統(岐系 164 号)と従来のハツシモを交配し、1997年(平成9年)から2002年(平成14年)まで従来のハツシモを掛け合わせ(戻し交雑)した結果、「ハツシモ岐阜 SL」が開発された。その後 2009年に岐阜県奨励品種となり、2010年から従来のハツシモから切り替えられ,2011年に品種登録された。
※この「品種改良で生まれた「ハツシモ岐阜SL」」の解説は、「ハツシモ」の解説の一部です。
「品種改良で生まれた「ハツシモ岐阜SL」」を含む「ハツシモ」の記事については、「ハツシモ」の概要を参照ください。
- 品種改良で生まれた「ハツシモ岐阜SL」のページへのリンク