呼称に対する異論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 08:10 UTC 版)
2009年10月、日本雪氷学会の雪氷研究大会において、「ムペンバ現象研究会」が、「ムペンバ効果」という名称は不適切であると主張している。同会いわく、ムペンバ効果の名の由来であるエラスト・B・ムペンバは、ムペンバ効果の真の「発見者」ではない (再発見者にすぎない)。その物理過程は明らかになっていないので、「ある物理過程が原因となって結果 (効果) が出現する」場合に使われるべきである「○○効果」という名称は適切ではない。ゆえに、ムペンバ効果は「湯と水凍結逆転現象」と呼ばれるか、もしくは「再発見者」のムペンバに敬意を称して「ムペンバ現象」と称されることが適切であると主張している。
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