周波数変換所としての側面
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 15:43 UTC 版)
「新信濃変電所」の記事における「周波数変換所としての側面」の解説
新信濃変電所は、商用電源周波数の異なる交流電力同士を相互に変換する設備 (英語: FC, Frequency Converter [Frequency Changer] ) を有している。東京電力パワーグリッドの送電線のほかに中部電力パワーグリッドの送電線も接続されており、50ヘルツの東日本側と、60ヘルツの西日本側とで周波数の相違という壁を越えて電力の融通を行う。 1977年: 1号FCの運転を開始。変換能力は最大300,000キロワット。屋外に設置されている。 1992年: 2号FCの運転を開始。変換能力は同じく300,000キロワット。改良によって変換能力をそのままに規模が縮小され、専用の建屋を設け屋内に設置。 合計600,000キロワットの変換能力を持つ新信濃変電所は、同じく周波数変換設備を有している佐久間周波数変換所、東清水変電所と共に電力の融通を行っている。 さらに、2020年3月、飛騨信濃周波数変換設備の運用が始まった。新信濃変電所には、同設備を構成する一対の交直変換設備の一方が設置された。
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