同種のチーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 14:44 UTC 版)
チーズを熟成させるためにダニを使うことは、他所でも見られる。最も知られているものとしては、フランス北東部やベルギーのミモレットが挙げられる。フランスの中央高地、アルプス、ピレネーといった地域のチーズにも、多かれ少なかれ、外皮にダニを使っているものがある(例えば、程度の多いものとしてカンタルやサレ、少ないものとしてトム・ド・モンターニュの中のいくつか)[要出典]。 スペインのアストゥリアス地方のカブラレスも、ダニ入りのチーズという噂があるがこれは誤りである。 他に、生物の棲みついているチーズとしては、イタリア・サルデーニャ地方の蛆入りチーズカース・マルツゥがある。こちらは主に衛生面から来る危険性を唱えられており、イタリア自体もこれを「腐敗した食品」と見なし、違法と定めているため、販売も厳しく取り締まっている。生産地のサルデーニャ地方でさえ厳しくは無いものの、それでも闇市でしか入手出来ないほどだという。
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