吉永小百合との日活純愛路線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 18:28 UTC 版)
「浜田光夫」の記事における「吉永小百合との日活純愛路線」の解説
従来のアクション路線がマンネリ化していた日活にとって、浜田・吉永コンビの純愛路線は多くのファンの支持を集め爆発的人気となった。日本大学芸術学部に入学後も、数多くの主演作でハイティーン・スターとして売り出す。浜田の目は、その美しさから“バンビの目”と称された。なお、大学は二年で中退している。 浦山桐郎監督の『キューポラのある街』(1962年キネマ旬報ベスト・テン日本映画第2位)、純愛路線の決定版である中平康監督の『泥だらけの純情』、またベストセラーを映画化し興行的に大ヒットした『愛と死をみつめて』(1964年日本映画興業成績第2位)など話題作に次々出演し、吉永小百合と共にトップスターとしての地位を確立する。また当時の人気作家であった石坂洋次郎や三島由紀夫など文芸小説の映画化作品が次々と創られた。 浜田・吉永コンビの映画作品は最盛期に1ヶ月に1本のペースで封切られ、二人は1年で顔を合わせない日は数日だったという忙しさであった。吉永とのコンビ映画は44作品にのぼる。
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