合流性
合流性
合流性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 07:52 UTC 版)
「Constraint Handling Rules」の記事における「合流性」の解説
合流性(Confluence)とは、書き換えが可能な部分式が複数存在する際に、どの書き換え規則をどの部分式に適用して書き換えたとしても最終的な結果が合流する(一意に定まる) という性質のことである。合流性の無いプログラムは、最終的な実行結果が実行ごとに異なる可能性がある。一般的な項書き換えシステムと同様、停止性を持つCHRプログラムの合流性には、決定可能な必要条件と十分条件がある。停止性と合流性を持つCHRプログラムはルールの適応順序によらない一貫性のある論理的な意味を持ち、解くべき問題の異なった部分に対してルールを並列に適用できるような、並行してインクリメンタルに問題を解くアルゴリズムをインプリメントできる。
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