合流性の例とは? わかりやすく解説

合流性の例

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/17 13:50 UTC 版)

合流性」の記事における「合流性の例」の解説

一般的な算術規則項書き換え系と見なすことができる。次のような式があるとする。 (11 + 9) × (2 + 4). この式を書き換える方法2種類ある。最初括弧の中を単純化するか、2番目の括弧の中を単純化するかである。最初括弧の中を先に項書き換え単純化すると、次のうになる20 × (2 + 4) = 20 × 6 = 120. 2番目の括弧の中を先に単純化すると、次のうになる。 (11 + 9) × 6 = 20 × 6 = 120. 算術式は複数方法書き換え可能で、どの方法でも最終的な結果正規形同じになる。つまり、算術規則からなる項書き換え系は合流性を持つ。 これを項書き換え流れとして表現すると以下のようになるeval left ( 11 + 9 ) × ( 2 + 4 ) eval right ↙ ↘ 20 × ( 2 + 4 ) ( 11 + 9 ) × 6 ↘ ↙ eval right 20 × 6 eval left120 {\displaystyle {\begin{array}{|rcccl|}\hline \color {MidnightBlue}{\mbox{eval left}}&&(11+9)\times (2+4)&&\color {MidnightBlue}{\mbox{eval right}}\\&\color {MidnightBlue}{\swarrow }&&\color {MidnightBlue}{\searrow }&\\20\times (2+4)&&&&(11+9)\times 6\\&\color {MidnightBlue}{\searrow }&&\color {MidnightBlue}{\swarrow }&\\\color {MidnightBlue}{\mbox{eval right}}&&20\times 6&&\color {MidnightBlue}{\mbox{eval left}}\\&&\color {MidnightBlue}{\downarrow }&&\\&&120&&\\\hline \end{array}}}

※この「合流性の例」の解説は、「合流性」の解説の一部です。
「合流性の例」を含む「合流性」の記事については、「合流性」の概要を参照ください。

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