各国の採用例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/29 08:01 UTC 版)
アメリカ合衆国大統領(憲法修正第12条により選挙人団投票で過半数を獲得した者が出なかった場合、下院で決選投票が行われる。ただし1824年を最後に、実施例はない) 副大統領(大統領と同じく憲法修正第12条により選挙人団投票で過半数を獲得した者が出なかった場合、上院で決選投票が行われる。ただし1836年を最後に、実施例はない) ルイジアナ州、ワシントン州ほかの各種選挙など(en:Nonpartisan blanket primary) アルゼンチン - 大統領 インドネシア - 大統領 ウクライナ - 大統領 エジプト - 大統領、人民議会の小選挙区部分 チェコ - 元老院(上院)議員 チリ - 大統領 ドイツ - ワイマール共和国時代の大統領、ドイツ帝国時代の帝国議会、現在は自治体の一部など。なお、ワイマール共和国時代の大統領選挙では一回目の投票に出馬しなかった者でも二回目の選挙に出馬でき、1925年のパウル・フォン・ヒンデンブルクのようにそれで当選した例もあった。また、一回目の票から見て当選の見込みが無くとも二回目に出馬できたため、1925年のようにそのような候補が当落を左右することもあった。 ハンガリー - 国民議会の小選挙区部分(2010年まで) フィンランド - 大統領 ブラジル - 大統領 フランス - 大統領、国民議会(下院)議員、各種自治体など ポーランド - 大統領 ポルトガル - 大統領 リトアニア - 国会の小選挙区部分 ルーマニア - 大統領 ロシア - 大統領(ただし決選投票にいたったのは1996年のみ) 他にも数多くの国・政体での採用例がある。
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