右翼団体との衝突
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 09:07 UTC 版)
「デヴィ・スカルノ」の記事における「右翼団体との衝突」の解説
デヴィは元夫スカルノを通じて北朝鮮と親交があった。2009年4月5日に北朝鮮の金正日がミサイルの発射実験を行い、日本のマスコミが北朝鮮のミサイル発射実験を連日大々的に報じた際、デヴィがテレビのワイドショーにてインタビューを受け「人工衛星なのに日本は騒ぎ過ぎている」と一言コメントした。ところが、これを見た右翼団体が激怒して、4月19日の夜9時半に都内港区の高級住宅地にあるデヴィの自宅前まで街宣車で乗り付けて、大音響スピーカーによる抗議行動を行った。これに激怒したデヴィは自宅2階のベランダから植え木鉢2つを街宣車に投げつけ、右翼団体側によると街宣車のミラーが壊れた。その直後にデヴィは1階まで降りて自宅の外にいる右翼団体の男達の所へ駆けつけ、激しい口論となった。このとき、デヴィの自宅近くにある麻生太郎の自宅の常駐警備をしていた警官が警察車両で現場に駆けつける騒ぎとなった。結局右翼団体の街宣車は引き下がり、その後デヴィへの被害届けを警察に提出したり裁判所への訴訟を起こすこともなかった。翌4月20日、デヴィは自宅前で記者会見を行い、「投げた植え木鉢は2つです。大音響で恐怖のあまり投げつけたもので、街宣車には当たっていません。右翼の男性と話をしようとしたら私の方が逆に警官にねじ伏せられた」と警察への不満を示した。
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