反逆罪での逮捕
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/06 15:33 UTC 版)
「ロバート・ロジャーズ」の記事における「反逆罪での逮捕」の解説
ゲイジはスパイを雇ってロジャーズの手紙を横取りし、その部下も買収した。ロジャーズは私設秘書のナサニエル・ポッターと離反してしまい、ポッターはゲイジが必要としていた口実を与えた。ポッターはその宣誓供述書で、ロジャーズが、イギリス政府が彼の統治計画を承認できなければその植民地をフランスに提供するつもりだと言ったと供述した。 ポッターの主張の真実性は疑問とされている。フランスは、イギリスの総督がモントリオールに居る以上、ロジャーズからの私信を受け取れるはずがなかった。それでもポッターの宣誓供述書が威力を発揮して、ロジャーズは1767年に逮捕され、反逆罪で告発され、裁判のためにモントリオールに連れて行かれた。この裁判は1768年まで延期された。妻のエリザベスは最初のかつ唯一の子供を連れてポーツマスの家に戻った。この息子が後にポーツマスで弁護士になり、現代にその子孫を伝えている。
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