原田和広
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/19 14:18 UTC 版)
原田 和広
はらだ まさひろ
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生年月日 | 1973年4月5日(52歳) |
出生地 | ![]() |
出身校 | 慶應義塾大学総合政策学部卒業 ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス大学院政治学部修了 ケンブリッジ大学大学院国際関係学部修了 東北福祉大学大学院総合福祉学研究科博士課程修了 |
前職 | 職業訓練校役員 |
所属政党 | (民主党→) (民進党→) (無所属→) (旧立憲民主党→) 立憲民主党 |
選挙区 | 比例東北ブロック(山形1区) |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2025年9月18日[1] - 現職 |
選挙区 | 山形市選挙区 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2019年4月30日 - 2021年10月8日 |
原田 和広(はらだ まさひろ、1973年〈昭和48年〉4月5日 - )は、日本の政治家。立憲民主党所属の衆議院議員(1期)。元山形県議会議員(1期)。
来歴
山形県山形市出身。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、1998年にロンドン・スクール・オブ・エコノミクス大学院政治学部修了。2000年、ケンブリッジ大学大学院国際関係学部修了。2002年、両親と共に、職業訓練などを行う株式会社セラフィムを山形市で起ち上げ、代表取締役となる[2][3]。
鹿野道彦元農林水産大臣が立ち上げた「愛山塾」の塾生[4]を経て、2014年の第47回衆議院議員総選挙山形1区に鹿野の後継として民主党から立候補したが、自由民主党現職の遠藤利明に大差で敗れた[5]。当初原田は翌年の山形県議会議員選挙への立候補を目指していたが、急な解散で衆院選に立候補する形となり、原田の選対顧問に就任した鹿野も「この時期の解散は考えていなかった」と準備不足を認めた[6]。
2018年5月の民進党解党後は無所属となったが、同年12月の立憲民主党県連設立の動きを受けて同党に入党[7]。
2019年4月の山形県議会議員選挙に立候補し、初当選した[8] 。2020年3月、東北福祉大学大学院総合福祉学研究科博士課程修了[9]。
2021年10月の第49回衆議院議員総選挙に立憲民主党公認で再度立候補し、同選挙では国民民主党の支援を受けたほか、日本共産党も対立候補を取り下げ「野党統一候補」となったが、再び遠藤に敗れた[10]。
2024年の衆議院解散を受けて、同年10月27日に執行される第50回衆議院議員総選挙では立憲民主党公認で山形1区から立候補。選挙区では遠藤に三度目の敗北を喫し、重複立候補していた比例東北ブロックにおいても立憲民主党が獲得した4議席に対し、比例単独1位の馬場雄基に次ぐ、名簿登載順位2位となった重複候補者のうち、惜敗率が次点(70.1%)となり、落選[11]。
2025年9月8日、比例東北ブロック選出の馬場雄基が福島市長選挙立候補準備のため議員辞職願を提出し、辞職が許可された[12][13]。これに伴い、中央選挙管理会は9月17日に開催した選挙会において、比例東北ブロック・立憲民主党比例名簿から欠員補充として、次点者である原田の繰上当選を決定した[14]。翌18日に当選の旨の告示がなされ[1]、同日付で衆議院議員となった[15]。
著作
著書
- 『実存的貧困とはなにか ポストモダン社会における「新しい貧困」』(青土社、2022年)
選挙歴
当落 | 選挙 | 執行日 | 年齢 | 選挙区 | 政党 | 得票数 | 得票率 | 定数 | 得票順位 /候補者数 |
政党内比例順位 /政党当選者数 |
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落 | 第47回衆議院議員総選挙 | 2014年12月14日 | 41 | 山形県第1区 | 民主党 | 4万6029票 | 28.57% | 1 | 2/3 | 12/4 |
当 | 2019年山形県議会議員選挙 | 2019年4月7日 | 46 | 山形市選挙区 | 旧立憲民主党 | 8987票 | ーー | 9 | 7/10 | / |
落 | 第49回衆議院議員総選挙 | 2021年10月31日 | 48 | 山形県第1区 | 立憲民主党 | 7万3872票 | 40.03% | 1 | 2/2 | 6/4 |
繰当 | 第50回衆議院議員総選挙 | 2024年10月27日 | 51 | 山形県第1区 | 立憲民主党 | 6万4717票 | 38.93% | 1 | 2/3 | 5/4 |
脚注
- ^ a b 令和7年(2025年)9月18日中央選挙管理会告示第26号(令和六年十月二十七日執行の衆議院比例代表選出議員選挙東北選挙区における衆議院名簿届出政党等に係る欠員による繰上補充による当選人の住所及び氏名に関する件) : 『官報』 令和7年9月18日 本紙 第1551号 p. 4
- ^ “プロフィール|原田まさひろ 公式サイト”. harada-masahiro.com. 2025年9月17日閲覧。
- ^ 株式会社ローソンエンタテインメント. “原田和広|HMV&BOOKS online”. HMV&BOOKS online. 2025年9月17日閲覧。
- ^ “鹿野道彦・元農水相死去 新幹線・政治改革・震災…ぶれず奔”. 朝日新聞. (2021年10月23日) 2025年9月17日閲覧。
- ^ “衆院選2014:東北6県、民意は「政策の継続」”. 産経新聞. (2014年12月15日) 2025年9月17日閲覧。
- ^ “<衆院選>因縁対決、構図一変 山形1区”. 河北新報. (2014年12月1日). オリジナルの2015年3月23日時点におけるアーカイブ。
- ^ MasahiroharadaMのツイート(1080080896378556416)
- ^ “山形県議選 山形市”. NHK NEWS WEB. (2019年4月8日) 2025年9月18日閲覧。
{{cite news}}
: 名無し引数「統一地方選挙 2019」は無視されます。 (説明)⚠ - ^ “私の想い|原田まさひろ 公式サイト”. 2025年9月18日閲覧。
- ^ “山形は自民前職が3議席独占、3回連続 共闘野党は壁崩せず”. 朝日新聞. (2021年11月1日) 2025年9月17日閲覧。
- ^ “立憲民主党 東北ブロック 比例代表候補者”. 衆議院選挙2024特設サイト. NHK. 2025年9月8日閲覧。
- ^ 編集局, 時事通信 (2025年9月8日). “立民・馬場衆院議員が辞職 福島市長選に出馬へ:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2025年9月8日閲覧。
- ^ Inc, Nikkei (2025年9月8日). “立憲民主党の馬場雄基衆院議員が辞職”. 日本経済新聞. 2025年9月8日閲覧。
- ^ 政治部, 時事通信 (2025年9月17日). “立民・原田、維新・上野氏が繰り上げ当選:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2025年9月17日閲覧。
- ^ 公職選挙法第102条の規定による。
外部リンク
- 原田まさひろ 立憲民主党山形県政担当(山形市区)|あなたの「生きる」を守りたい
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