原敬日記
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『原敬日記』(はらけいにっき)は、明治・大正期の政治動向に関する重要な史料である。 『原敬日記』は、一般には明治8年(1875年)に帰省した際の日記から、暗殺直前の大正10年(1921年)10月25日までに書かれた日記の総称であるが、原が暗殺を予期し認めた遺書の中で「当分世間に出すべからず」と厳命(宮中某重大事件や大正天皇の病状問題の記述が考慮されると考えられる)した。 実際に、初刊は没後30年近くを経た1950年-51年に乾元社(全9巻)。近年は原が大正天皇と近かったことから、大正天皇と『原敬日記』の関係についても研究されている。 『原敬日記』(全6巻)、林茂・原奎一郎編、福村出版、新版2000年 『原敬日記』(全17巻)、岩壁義光・廣瀬順晧編、北泉社、1998年 栗田直樹『原敬日記を読む』成文堂、2018年。解説本
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