『松本剛吉政治日誌』
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松本は政界の表裏に詳しく、山縣有朋・西園寺公望・原敬らと交遊し彼らの情報係を務めた。1912年(大正元年)から1928年(昭和3年)にわたる日誌全文は、没後の1959年に『大正デモクラシー期の政治 : 松本剛吉政治日誌』(岡義武・林茂校訂、岩波書店)が刊行され、『原敬日記』、『原田熊雄日記』と並ぶ、大正・昭和戦前期の政界を知る基本史料となっている。 他に『松本剛吉自伝『夢の跡』』(復刻「尚友ブックレット」芙蓉書房出版、2012年。尚友倶楽部史料調査室編)がある。また日誌と同時期(1912年〜1929年)の松本宛書簡は、国立国会図書館憲政資料室に寄贈され、「松本剛吉関係資料」としてマイクロフィルムの形で公開されている。
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