単語境界の表し方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 00:18 UTC 版)
「命名規則 (プログラミング)」の記事における「単語境界の表し方」の解説
多くのプログラミング言語は識別子内に空白を許さない。そのため、空白以外で単語の区切りを示す方法が必要となる(区切りを示さないと、可読性が低くなる)。 区切り記号による単語の連結 英数字で記された単語を特定の区切り文字(デリミタ)で連結する。一般に、この目的で使われる文字は、ハイフン(-)かアンダースコア(_)である(例えば、two words を two-words とか two_words と記述する)。ハイフンはCOBOLやLISPでよく使われる。Cascading Style Sheets でもセレクタ名にハイフンが使われることが多い。他の言語(C言語やPascal系など)はハイフンが引き算の記号と同じであるため、識別子には使わない(使えない)のが一般的である。区切り文字で連結された文字列が蛇や鎖のように見えることから、スネークケースやチェーンケースと呼ばれることもある。 また、区切り記号を使った識別子は、テキストエディタやIDEなどのツールでソースコードを操作したときに、予期しない結果になることがある[要説明]。 大文字/小文字による単語の切り分け 単語の頭文字を大文字、それ以外を小文字にする。例えば、two words は twoWords や TwoWords と記述される。これをキャメルケース(lower camel, upper camel)などと呼ぶこともある。アッパーキャメルはPascalで利用されていた経緯から、パスカルケースと呼ばれることもある。
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