単位制による教育
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 03:54 UTC 版)
学年による教育課程の区分を設けない方式であるため、最終学年に達するまで原級留置(留年)という概念はない。一定期間(転学・編入学でない場合、全日制の課程では3年、定時制の課程・通信制の課程では各学校が定める3年以上の期間)を在学し、必要な単位の修得などをして、各学校で全課程を修了したと認められれば卒業できる。全ての高等学校の課程で単位制が実施されているが、単に「単位制」と呼ぶ場合は、通例「学年制を実施せず、単位制による教育を行なっている場合」を指し、法的には学校教育法施行規則(昭和22年文部省令第11号)第103条第1項、および単位制高等学校教育規程(昭和63年文部省令第6号)が適用される。
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