単位宗教法人と包括宗教法人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 15:54 UTC 版)
「宗教法人」の記事における「単位宗教法人と包括宗教法人」の解説
宗教法人には、単位宗教法人(たんいしゅうきょうほうじん)と包括宗教法人(ほうかつしゅうきょうほうじん)がある。 さらに単位宗教法人は、被包括宗教法人(ひほうかつしゅうきょうほうじん)と単立宗教法人(たんりつしゅうきょうほうじん)に分類される。 単位宗教法人とは神社、寺院、教会のような境内建物(宗教法人法第3条)を有する宗教法人であり、宗教法人法第2条(宗教団体の定義)の第1号に該当する団体である。包括宗教法人は単位宗教法人あるいは非法人の単位宗教団体を包括する宗教法人であり、宗教法人法第2条の第2号に該当する。例えば、仏教では宗派(宗団)が包括宗教法人に、本山や末寺が被包括宗教法人にあたる。 また、単位宗教法人のうち、包括宗教法人もしくは非法人の包括宗教団体の傘下にあるものを被包括宗教法人といい、そうではないものを単立宗教法人という。被包括宗教法人が包括宗教法人から独立して単立宗教法人となることもできる。 神道系包括団体一覧 仏教系包括団体一覧 キリスト教系包括団体一覧
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