南通町
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/28 01:04 UTC 版)
南通町
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川越八幡宮
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国 | ![]() |
都道府県 | ![]() |
市町村 | ![]() |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
350-0045[1]
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市外局番 | 049[2] |
ナンバープレート | 川越 |
南通町(みなみとおりまち)は、埼玉県川越市の町名。郵便番号は350-0045[1]。
地理
正方形に近い区域であり、中央を南北に旧川越街道(埼玉県道51号)が走る。川越市の中心部に位置し、東側で仙波町、三番町通りを挟んで南側で菅原町、八幡通りを挟んで西側で脇田町・新富町、一番町通りを挟んで北側で通町と接する。
東武東上本線・JR川越線の川越駅から徒歩10分圏内であるが、県道西側は第2種住居地域、県道東側の大部分は第2種中高層住居専用地域に指定され[3]、低層住宅が多い。八幡通り商店会が組織され[4]、八幡通り沿いには飲食店・小売店も見られる。
歴史
通町は下松江町との境から南に七町四十五間あったとする資料があり[5]、南通町の範囲までは当時の通町に含まれていたと考えられる。1908年(明治41年)の地図では、川越通町に相当する[6]。また、西町(現在の脇田町)との間には、二番町・三番町という東西方向の通りおよび町名も存在した[6]。二番町・三番町の名は現在通りの名称として残されている。
1962年に川越市の第二次町名・地番整理が行われ、それまでの通町のうち北側(現在の一番町通りまで)と旧新田町(現在の新富町)の一部は一足早く3月1日に通町として整理が実施された[7]。これに対し、旧大字川越字通町であった範囲[8]は脇田町の一部とともに新しい町となることが決まった。新町名は当初八幡町[7]と公表されていたが、7月の段階では取り下げられて未確定となり[9]。最終的に7月の市議会を経て、8月1日に南通町という町名で整理が実施された。なお、旧通町が分割されたことにより、従来通町にあった川越八幡宮は南通町に含まれることになった[10]。
交通
鉄道は町内を通過しておらず、駅もない。前述の通り、川越駅まで徒歩10分程度である。
西武バスの本52系統が三番町通りに沿って運行されており、町内に菅原町停留所が設置されている[11][注釈 1]。また、三番町交差点から県道へ向かう東武バスの川越08系統にも菅原町停留所があるが、同系統は土日に1往復のみの運行である。
施設
脚注
注釈
- ^ 三番町通りは菅原町との境界になっており、川越駅東口方面のバス停留所は名前の通り菅原町にある。
出典
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2025年3月31日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2025年3月31日閲覧。
- ^ 川越市. “小江戸川越マップ”. 2025年3月31日閲覧。
- ^ 川越市. “市内商店街(会)”. 2025年3月31日閲覧。
- ^ 板倉 1917, p. 14.
- ^ a b 川越市教育委員会 1981, 附図 川越市街全図(明治41年).
- ^ a b 「中心部の町名町界決まる」『川越市政だより』第136号、川越市、1962年2月10日。
- ^ 川越市教育委員会 1981, 附図 川越市町名地番整理地域新旧対照図(その四).
- ^ 「中心部の町名地番整理 八月から十七町が誕生」『川越市政だより』第141号、川越市、1962年7月10日。
- ^ 川越市総務部市史編纂室 編『川越市史 第5巻 (現代編 1)』川越市、1972年、145頁。NDLJP:9640756/85。
- ^ “西武バス川越営業所バス路線案内図” (pdf). 2025年3月31日閲覧。
関連項目
参考文献
南通町
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/04/25 19:46 UTC 版)
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