南京大虐殺肯定派の評論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/12 12:52 UTC 版)
「南京 (戦線後方記録映画)」の記事における「南京大虐殺肯定派の評論」の解説
歴史学者の笠原十九司は、日本陸軍検閲要領の「映画は本要領に準じ検閲する」を考えれば日本の映画カメラマンが虐殺現場を撮影する可能性はゼロに近く、この映画は日本軍に不利な場面の撮影は当然避けられているとした。その上で、それでも南京占領直後の南京城内の掠奪・破壊・放火された街の様子や疲弊し無気力な表情の難民など隠しようのない南京事件の舞台跡が撮影されているとし、見る者が見れば南京事件を物語る映像記録のひとつになっていると述べた。
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