千葉シーサイドバスの設立
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 02:55 UTC 版)
「千葉シーサイドバス」の記事における「千葉シーサイドバスの設立」の解説
千葉シーサイドバスが設立されたことで、車庫はゆりのき台から幕張に変更されたが、当初は東洋バスの頃と同じ運行を行っていた。その後、JR総武線における数少ない「開かずの踏切」として残っていた幕張駅西側第二木下街道踏切が、2004年7月28日に県道57号美浜長作町線幕張昆陽地下道に切り替えられたことで、JR幕張駅停留所から同地下道を通り海浜幕張駅まで至る路線が同年8月5日に開通した。これにより、千葉シーサイドバスはようやく海浜幕張駅への本格的な乗り入れを果たすことができ、幕張、武石地区の住民が同駅に容易に行くことができるようになった。 2006年7月1日の改正では、長作町線が花島公園まで延伸され、従来京成バスが独占して輸送にあたっていた花見川団地への乗り入れが開始された。また、同日には幕張本郷駅〜海浜幕張駅線なども開通し、幕張本郷駅にも乗り入れた。翌2007年7月1日には、海浜幕張駅発着便の一部がマリンスタジアムまで延長され、スタジアムや幕張メッセへのアクセスが容易となった。さらに、2009年5月1日には新道の開通に伴い、JR幕張駅〜花見川区役所間の運行が開始された。このように会社設立以後、積極的に路線網を拡張しているが、他社との競合区間も多く、京成バスのように重複路線を設けたり、運賃を値下げしたりするなどの対抗策を講じる事業者もある。最近では、企業送迎、ショッピングセンターの買い物バス受託など路線バス以外も強化を図っている。
※この「千葉シーサイドバスの設立」の解説は、「千葉シーサイドバス」の解説の一部です。
「千葉シーサイドバスの設立」を含む「千葉シーサイドバス」の記事については、「千葉シーサイドバス」の概要を参照ください。
- 千葉シーサイドバスの設立のページへのリンク