十両〜幕内時代、引退まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 22:35 UTC 版)
「安芸ノ州法光」の記事における「十両〜幕内時代、引退まで」の解説
十両の土俵でも勝ち越しを続け、同年9月場所には悲願の新入幕を果たした。最終的には勝ち越しを11場所まで伸ばし、回転の速い突っ張りで一気に押し出す相撲を見せた。しかし押し相撲のため、好調と不調がはっきりしており、1998年11月場所を最後に十両に陥落。幕内復帰を目指して健闘していたが、2000年4月の前橋巡業中に心筋梗塞に倒れ、それ以降休場し治療に務めた。日常生活に差し障わりがないほどに体調は回復したが、三段目下位まで番付を落としたこともあり、同年11月場所後に現役を引退した。2002年9月場所千秋楽には寺尾の最後の相撲の際に、志願して付け人を務めた(その様子がNHK大相撲中継で映し出された)。断髪式引退相撲(興行)ではなく、後援者や親族、親しい知人やファンを集めて国技館で行われた。直前に実父が逝去するという悲劇も重なった。
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