医薬品の個人輸入代行サービス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/27 06:54 UTC 版)
「医薬品の個人輸入」の記事における「医薬品の個人輸入代行サービス」の解説
海外から医薬品を個人輸入する際、外国語でのやりとりや税関での手続きが生じる。この購入過程を代行して行う業務会社が個人輸入代行サービスである 。近年では、インターネットを使用しての個人輸入代行サービスが主流となっている。個人輸入代行サービス業者は業務を行っていることを広告することは許されている。しかし、個人輸入代行サービス業者が外国の医薬品の広告を行い、購入を誘引することは禁じられている。ウェブサイトにて未承認医薬品の商品のリストを示し、希望者を募ることも広告行為とみなされ、薬機法で禁じられている。消費者から注文の要請を受けた個人輸入代行業者は、外国の販売店に商品を代わりに注文すると、外国の販売店から直接消費者の住所に医薬品が届けられる。このような受動的手続代行行為は許可されている。個人輸入代行業者が消費者から注文を募り、外国の販売店が一括して商品を個人輸入代行業者に送り、その商品を国内から消費者の住所に発送する行為は輸入業務とみなされ、禁じられている。このような業務は能動的手続代行行為とみなされ、薬機法に違反している。
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