北海道日本ハムファイターズ本拠地使用終了
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 05:29 UTC 版)
「札幌ドーム」の記事における「北海道日本ハムファイターズ本拠地使用終了」の解説
北海道日本ハムファイターズの本拠地使用は、2022年をもって終了する予定となっている。 株式会社札幌ドームは、約9億円のリース料に加えてグッズ販売収入なども合わせ、総額で年間20億円以上の収入を球団側から得ていた。そんな状況の中球団は過去に値下げを要求してきたものの、逆に札幌市は値上げを実施し、さらに球団からの提案としてコスト削減策として、公共施設の運営を民間企業などに委託する指定管理者制度の採用などの提案を札幌市側に提案していたが、市側はそれを拒否した。 業を煮やした球団側は、隣りの北広島市からの「北広島市からの土地の無償貸与、球場などの公園施設の固定資産税、都市計画税を10年間免除」等の提示を受け、北広島市からの交渉に応じることとなった。この交渉の件が2016年5月に北海道新聞のスクープにより報道されると、慌てた札幌市は球団側との交渉を行なうが、最終的に「借家」である札幌ドームより「持家」となる新球場を球団側が選択し、2018年11月5日に球団側より正式に「2023年より、新球場(ES CON FIELD HOKKAIDO)へ移転する」発表がなされた。
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