副大統領の可能性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 23:36 UTC 版)
「マーサ・レイン・コリンズ」の記事における「副大統領の可能性」の解説
コリンズはケンタッキー州知事に選出されたことで、アメリカ合衆国の民主党女性では最高位になった。当時アメリカ合衆国上院議員だった女性2人は共和党員であり、全米各州の知事ではコリンズが唯一の女性だった。コリンズが当選した直後に「グッドモーニング・アメリカ」に掲載され、副大統領になることに興味があるかを問われ、曖昧な回答をしていた。知事に就任してから4日後、ロナルド・レーガン大統領の週刊ラジオ演説に対して民主党から反論する人物に選ばれた。その演説の後の記者会見で、次の大統領選挙で、副大統領候補になるつもりがあるかを再度尋ねられ、「いいえ、今は考えられない」と答えた。 1984年半ば、民主党全国委員会がコリンズをサンフランシスコで開催される1984年民主党全国大会の議長に選んだ。この任務のために州の代議員団を統率する役割をもてなかった。その役割はコリンズの息子スティーブに与えられた。大会前に大統領の有力候補だったウォルター・モンデールが副大統領候補の1人としてコリンズをインタビューしたが、結局ジェラルディン・フェラーロを候補に選んだ。「ザ・マイアミ・ヘラルド」の記者が後に、モンデールの助言者のインタビューを元に、コリンズはモンデールが真剣に検討した相手ではなく、他の女性や少数民族出身者を検討するときに、「みせかけ平等主義」という告発があった場合にそれを鈍らせることが主目的で検討したリストに入っていたと明らかにした。
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