制作・企画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 01:12 UTC 版)
「荒野のコトブキ飛行隊」の記事における「制作・企画」の解説
制作経緯は、バンダイナムコが水島努にCGアニメの制作を持ちかけたことから始まる。水島が個人的に好きで題材がCGに向いており、競合作品も少ないことからレシプロ戦闘機のアニメに決定した。旧式のレシプロ機が存在しても違和感の無い世界観を話し合った結果、荒野に町が点在する西部劇調の舞台に行き着いたなど、レシプロ戦闘機ありきで始動したという。また、当初からゲーム化を前提とした企画であり、シナリオの打ち合わせにもゲームの開発者が参加している。 登場する飛行機は本作のために資料を基に制作された3DCGを使用しており、ゲームでも利用されている。主要なキャラクターも3DCGで描写されているがゲーム制作の都合ではなく、一部のシーンでは手描きを使用するハイブリッド描画である。音響にも力を入れており、水島が音響監督を兼務して エンジン音などは新たに制作されている。 ミリタリー監修には『ガールズ&パンツァー』でも監修を担当した二宮茂幸が参加しているほか、航空機の挙動チェックには内海昌浩が主宰する曲技飛行隊「ウイスキーパパ競技曲技飛行チーム」が協力している。航空機の機動は実際に可能なものを基にしているが、アニメとしての演出で作中の機体性能では不可能な挙動や、見栄えを良くするためのデフォルメが行われている。
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