別宮以下の遷御
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/22 20:13 UTC 版)
内宮と外宮の両正宮の遷御の後に、神宮の14別宮が順次遷御を行う。第62回(2013年)の式年遷宮では、内宮第1位の別宮・荒祭宮で10月10日午後8時に、外宮第1位の別宮・多賀宮で10月13日に遷御が執行された。残る12社は2014年(平成26年)10月から2015年(平成27年)3月にかけて遷御が行われる。その日程は以下の通り。 年月日神社備考2014年 10月6日 月讀宮・月讀荒御魂宮 月讀宮は20時、月讀荒御魂宮は22時に執行 10月10日 伊佐奈岐宮・伊佐奈彌宮 11月7日 瀧原宮・瀧原竝宮 11月28日 伊雜宮 12月3日 風日祈宮 12月10日 倭姫宮 2015年 1月28日 土宮 2月28日 月夜見宮 3月15日 風宮 摂社や末社は20年に1度の式年遷宮の対象にはならないが、建て替え・修繕の際に遷御の儀が行われる。例えば、内宮摂社の宇治山田神社では1933年(昭和8年)の建て替えの後、1959年(昭和34年)に大修繕を行ったので、27年目に遷御を行い、外宮摂社の高河原神社では1938年(昭和13年)に建て替えた後に1957年(昭和32年)に大修繕を行ったので、20年目に遷御を行った。所管社は、興玉神・宮比神・屋乃波比伎神のように20年に1度の式年遷宮に合わせて鎮座地が移動する神社もあれば、社殿のない四至神のように移動しない神社もある。
※この「別宮以下の遷御」の解説は、「遷御」の解説の一部です。
「別宮以下の遷御」を含む「遷御」の記事については、「遷御」の概要を参照ください。
- 別宮以下の遷御のページへのリンク