別大マラソンで初優勝
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2017年の世界陸上ロンドン大会男子マラソン選考会を兼ねた、同年2月の別府大分毎日マラソンに出場(中本自身、4年ぶり3回目)。30Km地点で中本のほか、デレジェ・デベレ(エチオピア)、フェリックス・ケニー(ケニア)、伊藤太賀(スズキ浜松AC)、大石港与(トヨタ自動車)の5人が先頭集団に。33Km過ぎで中本とデベレが抜け出し、優勝争いは2人に絞られる。35Km地点の登り坂で中本がロングスパートを仕掛けると、デベレは何とか食らいていたものの、38キロ付近で遅れ始め、その後中本の独走状態となる。この結果、マラソン自己記録に約1分及ばなかったものの、中本は通算14回目のマラソンで悲願の初優勝を達成した。 同じ世界陸上国内選考会で、同年2月の東京マラソン2017において日本男子2着(総合10位)だった、山本浩之(コニカミノルタ)のゴールタイムよりも20秒遅かったが、中本のマラソン実績と日本男子で唯一の優勝等が加味され、同年3月17日に世界陸上・男子マラソンの日本代表へ、正式に2大会ぶり3度目の選出と成る。他ロンドン世界陸上・男子マラソン日本代表は、川内優輝(2大会振り3度目)と井上大仁(MHPS・初出場)の2名が抜擢された。
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