別大マラソンで準優勝・世界陸上モスクワ大会5位入賞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/21 03:44 UTC 版)
「中本健太郎」の記事における「別大マラソンで準優勝・世界陸上モスクワ大会5位入賞」の解説
翌2013年2月、同年8月開催の世界陸上モスクワ大会男子マラソン選考会・別府大分毎日マラソンへ3年ぶり2回目の出場に。28Km地点辺りから公務員(当時)ランナー・川内優輝(埼玉県庁-現プロランナー)との激しいデッドヒートを繰り広げたが、40Km過ぎの給水所で川内のラストスパートについていけず2位に甘んじ、自己ベスト記録を18秒更新するも自身念願のマラソン初優勝はならなかった。川内に惜しくも敗れて準優勝だった中本は「とにかく悔しさで一杯だが、彼のおかげで良いタイムが出た。次はリベンジしたい」とコメント。それでも4月25日に世界陸上選手権へ、川内らと共に2大会連続2度目の日本代表選出となった。 2013年8月、世界陸上モスクワ大会男子マラソンに出場。日本勢が次々に脱落する中で中本一人が粘ったが、30Km地点を過ぎた後先頭集団のペースアップについていけず徐々に後退。メダル獲得にはあと一歩届かなかったものの、日本人では首位となり自身世界大会(オリンピック・世界陸上)では最高順位の5位入賞でゴールイン。尚、五輪に出場した翌年の世界選手権にも出走し、男子マラソンの種目で連続入賞を果たすのは、日本人で中本が初めての快挙となった。
※この「別大マラソンで準優勝・世界陸上モスクワ大会5位入賞」の解説は、「中本健太郎」の解説の一部です。
「別大マラソンで準優勝・世界陸上モスクワ大会5位入賞」を含む「中本健太郎」の記事については、「中本健太郎」の概要を参照ください。
- 別大マラソンで準優勝・世界陸上モスクワ大会5位入賞のページへのリンク