初期アルプス・スラヴ人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 05:07 UTC 版)
「スロベニア人」の記事における「初期アルプス・スラヴ人」の解説
6世紀、南スラヴ人の一派がアルプス山脈からアドリア海にかけての地域に居住するようになった。彼らは2回の大移動の波にのってこの地に渡ってきており、1度目は550年ごろモラヴィアから、2度目は568年にゲルマン系のランゴバルド人のイタリアへの退却に伴って移り住んできた。 623年から658年にかけて、エルベ川上流からカラヴァンケ山(Karavanke)にかけての一帯がサモ(Samo)王の支配の下で統一され、サモの王国と呼ばれる部族連合が形作られた。サモの死後、連合が瓦解したが、カランタニア公国(Carantania)という小さな国家が残された。これが現在のコロシュカ地方の原形である。
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