初期の魔改造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 03:25 UTC 版)
魔改造の歴史は古く、1980年代に『機動戦士ガンダム』や『うる星やつら』や『ミンキーモモ』といった美少女をモチーフとしたフィギュアが販売されるようになったのと同時期に発生したと考えられる[誰によって?]。 まず、模型雑誌や『ファンロード』誌上の投稿コーナーで、ガンダムのキャラクターフィギュア(女性キャラクターばかりではなかった)をベースに他のアニメ作品のキャラクターに似た衣類への変更などの改造が施される中で、フラウ・ボゥやセイラ・マスを水着姿に改造するという記事が、他のガンプラの改造記事と共に掲載され始めた。 やがてフィギュアモデルが増えていき、中でも『うる星やつら』のラムなどは元々ビキニ姿であるため、発売の時点で雑誌『宇宙船』別冊の記事において「ヌードのフィギュアが君の手元に」などと書かれていた。その後、小中学生向けのプラモ改造入門書の中には、その改造例として「ビキニにやすりをかけて裸にしちゃおう!」といった記事を載せているものも存在した。 魔改造は完全に個人の趣味の範疇にあり、それを公の場で公開・販売すると言った動きは見られなかった。これはフィギュアを販売したメーカーや、原型師が改造に不快感を示すことがあるため、一種のマナーとして公の場での公開を控える傾向があったためである。
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