刑務官の階級
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 12:27 UTC 版)
刑務官の階級は、刑事施設及び被収容者の処遇に関する規則第8条において矯正監を最高位とする7階級が定められている。所長には矯正監又は矯正長が充てられる。「主任看守」は正式な階級ではなく、警察官の階級における巡査長に相当する一種の名誉階級で、看守部長に昇任していないベテランの看守が任じられる。かつては同様に「看守部長」の上に「主任看守部長」が存在したが、現在は事実上廃止されている 。 一覧序列階級役職1 矯正監 矯正管区長、矯正管区部長、 大規模所長 、法務省本省課長、部長、局長 2 矯正長 所長、所部長、矯正管区部長、課長 3 矯正副長 部長、調査官、首席矯正処遇官、課長及び支所長 4 看守長 首席矯正処遇官、統括矯正処遇官、課長、課長補佐、支所長、支所次長及び支所課長(検察庁法第18条第2項の規定により、副検事選考資格が付与されると共に、この階級より全国転配異動の対象となる) 5 主任副看守長 国家公務員総合職試験採用者及び中等科または高等科グループ修了者による、係長及び主任矯正処遇官(この階級までは法務省採用総合職試験合格採用者(旧Ⅰ種採用試験相当)を除き、採用された矯正管区内での転配異動となる) 6 副看守長 初等科グループ一般職員の矯正処遇官 7 看守部長 初等科グループ一般職員または矯正処遇官 (-) 主任看守 一般職員 8 看守 一般職員
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