分布地域と地域内の生息域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/10 00:47 UTC 版)
「ヤマザクラ」の記事における「分布地域と地域内の生息域」の解説
日本の固有種で東日本を含んだ広範囲に自生するが西日本の暖温帯を中心に分布する。北限は太平洋側では宮城県、日本海側では新潟県。南限は鹿児島県のトカラ列島。オオシマザクラと同じく暖温帯に分布するため本来は常緑広葉樹林が生息域だが、むしろ人間の生活圏の拡大と共に森が伐採されて陽当たりが良くなった二次林の落葉広葉樹林の方に多く進出して生息してきた。しかし1960年代以降は林業の衰退により二次林が放置されて暗くなっている場所が多く、ヤマザクラの生息域が減少している。 中国や朝鮮半島(韓国)の一部地域にも分布しているという説もあるが、カスミザクラやオオヤマザクラの誤認の可能性が高いという。
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