冷泉政為

美術人名辞典

冷泉政為

読み方：れいぜい　まさため

室町後期の歌人・公卿・連歌作者。初名は成為、一時名は碧、法名は暁覚。父持為は下冷泉家の祖。足利義政より「政」の字を贈られる。従三位・民部卿・正二位を経て権大納言となる。歌集に『碧玉集』がある。大永３年（1523）歿、78才。

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冷泉政為

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冷泉政為（れいぜい まさため、文安3年（1446年） - 大永3年（1523年）9月21日）は、室町時代中期の公卿。法名は暁覚。初名は冷泉成為。将軍足利義政から偏諱を受けて改名し、旧領土の山科小野荘を安堵された。永正7年（1510年）に播磨国に下向した後に、帰京して出家した。

官歴

• 時期不明：従五位上、侍従
• 康正2年（1456年）：正五位下、左少将
• 寛正2年（1461年）：従四位下、左中将
• 寛正7年（1466年）：従四位上
• 文明2年（1470年）：正四位下
• 文明7年（1475年）：従三位
• 文明9年（1477年）：参議
• 文明12年（1480年）：播磨権守
• 文明14年（1482年）：正三位
• 文明17年（1485年）：右権中将
• 延徳3年（1491年）：民部卿
• 明応2年（1493年）：従二位
• 明応7年（1498年）：正二位
• 永正3年（1506年）：権大納言
• 永正7年（1510年）：致仕

系譜

• 父：冷泉持為
• 子：冷泉為孝

出典

• 坂本武雄『公卿辞典』七丈書院、1944年。 
• 黒板勝美『公卿補任』吉川弘文館、2000年。