円座標とは? わかりやすく解説

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円座標

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 04:21 UTC 版)

ヤコビ行列」の記事における「円座標」の解説

円座標は、直交座標への座標変換 (x , y) = f(r , θ) = (r cos θ, r sin θ) を与えるから、ヤコビアンは | J f | = | ∂ ( x , y ) ∂ ( r , θ ) | = | cos ⁡ θ − r sin ⁡ θ sin ⁡ θ r cos ⁡ θ | = r {\displaystyle |J_{f}|=\left|{\frac {\partial (x,y)}{\partial (r,\theta )}}\right|={\begin{vmatrix}\cos \theta &-r\sin \theta \\\sin \theta &r\cos \theta \end{vmatrix}}=r} となる。従って、特異点r = 0 となる点、即ち (0, θ) である。これは直交座標での (0, 0) を表す。

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「円座標」を含む「ヤコビ行列」の記事については、「ヤコビ行列」の概要を参照ください。


円座標

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 04:20 UTC 版)

極座標系」の記事における「円座標」の解説

2 次元ユークリッド空間 R2 における極座標は円座標(circular coordinates)と呼ばれ一つ動径座標一つ角度座標からなる、最も単純な極座標である。rθ 平面極座標平面(または平面極座標)ともいう。特異点は (r, θ) = (0, θ) 即ち、xy座標での原点 (x, y) = (0, 0) である。2 次元実ベクトル空間にも定義できることから、複素数体 C 上にも定義できる。この時、円座標を形式呼んだりもする。その場合、オイラーの公式利用して z = reiθ と表す。円座標平面上で偏角限定しなければ、これはxy平面上で円を描く。 円座標 (r,θ) から直交直線座標 (x,y) への変換は { x = r cos ⁡ θ y = r sin ⁡ θ {\displaystyle {\begin{cases}x=r\cos \theta \\y=r\sin \theta \\\end{cases}}} で与えられる角度座標範囲を −π < θ ≤ π とする場合直交直線座標から円座標への変換は { r = x 2 + y 2 θ = sgn( y ) arccos ⁡ ( x / x 2 + y 2 ) {\displaystyle {\begin{cases}r={\sqrt {x^{2}+y^{2}}}\\\theta =\operatorname {sgn}(y)\arccos(x/{\sqrt {x^{2}+y^{2}}})\\\end{cases}}} で与えられる。ここで sgn符号関数である。原点 (x,y) = (0,0) において特異性があり、分母ゼロとなるため θ が定まらない

※この「円座標」の解説は、「極座標系」の解説の一部です。
「円座標」を含む「極座標系」の記事については、「極座標系」の概要を参照ください。

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