内閣不信任決議案
内閣を信任できないとして、主に、衆議院の野党会派によって国会提出される議案のこと。
内閣不信任決議案が可決された場合、日本国憲法により、内閣は10日以内に衆議院を解散するか、総辞職(内閣総辞職)をしなければならないとしている。なお、衆議院が解散した場合、参議院は閉会となる。
内閣不信任決議案は、衆議院の優越規定により衆議院でのみ提出できる。なお、参議院では、内閣不信任決議案に相当するものとして内閣問責決議案を挙げることができる。ただし、内閣問責決議案が可決されても法的な効力はない。
ちなみに、内閣を信任できるとする決議案を内閣信任決議案と呼ぶ。
関連サイト:
日本国憲法
内閣不信任案
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