内線電話網の歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/17 07:06 UTC 版)
1868年、トーマス・グラバーが長崎市南山手のグラバー邸から高島の小島の別荘へ海底ケーブルを引き、日本初の私設電話を設置した。 1886年、足尾銅山に日本初の私企業の私設電話が設置された。 1902年、加入電話と私設電話との接続が可能となった。 手動交換機の時代は交換手が内線相互の接続も行っていた。1940年代から、ステップバイステップ交換機により内線相互通話のダイヤル自動化が行われたが、外線との相互接続は交換手が行っていた。 1950年代から、クロスバー交換機により内線からの外線発信が自動化された。外線から内線への通話は中継台経由であった。 1960年代から、事業所集団電話・ダイヤルインサービスの開始により外線から内線への直接着信も可能となった。 1980年代から、電子化・デジタル化が行われ多機能化した。 2010年代に入り、日本のIP電話のグループ内通話定額制より、通話料金の節約よりその他の機能が重要となった。
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