共用試験 (CBT:Computer Based Testing)
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「医学教育」の記事における「共用試験 (CBT:Computer Based Testing)」の解説
2005年より、全ての医学部、医科大学において大学間共通試験である「共用試験(CBT)」が実施されるようになった。これは、全国共通のシステムにより、臨床実習に進む前に必要な知識、技能、態度を備えているかどうかを評価するという意味合いがある。多くは、4年次の座学での臨床医学課程終了時期に、コンピューターによる学科試験が行われる。この試験は、文部科学省が定める医学教育モデル・コア・カリキュラム(通称:コアカリ)を学習目標とし、それに対応する評価である。また同時に「客観的臨床技能試験 (OSCE:Objective Structured Clinical Examination) という、診察などの実技試験も併せて行われている。一方、受験料は医師国家試験より高額である(共用試験受験料28000円であるのに対し医師国家試験料15300円)。
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