公民館付設時代とは? わかりやすく解説

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公民館付設時代(1949-1955)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 22:36 UTC 版)

田辺市立図書館」の記事における「公民館付設時代(1949-1955)」の解説

1947年昭和22年9月10日田辺市公民館設置向けて協議会開催し先進視察公民館委員の任命などを経て1949年昭和24年2月14日公民館設置され田辺市立図書館はその一角移った同年10月には上屋敷町旧軍会館移ったこの頃図書館蔵書数15,515冊、年間閲覧者数は8,961であった1951年昭和26年)には和歌山県立図書館紀南分館田辺市にあった和歌山県蚕業試験場跡に設置されそれまで和歌山市にしかなかった映画フィルム常備されることになり、紀南農山村巡回して利用された。 この頃田辺市立図書館が行った利用者アンケートによると、よく読まれ雑誌は『リーダーズ・ダイジェスト』、『文藝春秋』、『キング』、『家の光』、『平凡』、『サンデー毎日』、『週刊朝日』、『講談倶楽部』、『主婦の友』であり、面白かった本は『宮本武蔵』『風と共に去りぬ』、『裸者と死者であった。なお利用者は、教員4分の1官公吏が1割を占め専任職員は1人のみであった当時和歌山県内の図書館について熊代强が『図書館雑誌』に寄稿しているが、その中で田辺市立図書館対し、「城下町空気そのままおっとりしているが,その積極化を望みたい。」と意見している。公民館との併設のため、ホールイベントがあると図書館利用制限されるなど、市民からは不満の声も多かったという。

※この「公民館付設時代(1949-1955)」の解説は、「田辺市立図書館」の解説の一部です。
「公民館付設時代(1949-1955)」を含む「田辺市立図書館」の記事については、「田辺市立図書館」の概要を参照ください。

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