全国障害学生支援センターとは? わかりやすく解説

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全国障害学生支援センター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/12 22:46 UTC 版)

全国障害学生支援センター
略称 NSCSD
前身 わかこま・自立生活情報室
設立 1999年(法人格取得は2022年)
種類 障害者団体
学生支援団体
教育支援団体
法的地位 一般社団法人
目的 学びたいときに 学びたい場所で 自由に学べる社会を実現する
本部 神奈川県相模原市南区上鶴間本町3-14-22 田園コーポ3号室
会長 殿岡翼(代表理事)
重要人物 殿岡栄子(事務局長)
木村由美(事務局次長)
川合千那未(運営スタッフ,DPI女性障害者ネットワークのメンバー)[1]
主要機関 事務局
提携 DPI日本会議
DPI東京行動委員会
相模原商工会議所
ウェブサイト https://www.nscsd.jp/
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全国障害学生支援センター(ぜんこくしょうがいがくせいしえんセンター,英名:Nationwide Support Center for Students with Disabilities)は、神奈川県相模原市に所在する、障害学生(大学など高等教育機関に在籍する障害者)を支援する非営利の障害当事者団体。障害者インターナショナル日本国内組織、DPI日本会議の正会員。

東京都八王子市にあった自立生活センター(CIL)「わかこま自立生活情報室」が『大学案内障害者版』の活動を開始したのが前身である。中心メンバーの殿岡翼は当時、立正大学経済学部の学生であった。この「わかこま自立生活情報室」が中心となる形で1999年に全国障害学生支援センターが設立された。

大学障害者受け入れ状況の調査し、バリアフリー等設備面だけでなく学生生活を送る上での情報を集めた「大学案内 障害者版」の発行、障害学生の交流や情報交換などを主な事業としている。2008年バリアフリーユニバーサルデザイン推進功労者として内閣府特命担当大臣表彰優良賞を受賞した[2]英語名は、Nationwide Support Center for Students with Disabilities[3]。2022年、一般社団法人の法人格を得る。

機関誌

機関誌は「情報誌・障害をもつ人々の現在」[4] 創刊は、1995年12月。 年4回発行の季刊ISSN 1883-1532

発行書籍

  • 全国障害学生支援センター編 『大学案内2001障害者版』 全国障害学生支援センター、2000年、450頁。ISBN 4-9900747-1-8
  • 全国障害学生支援センター編 『大学案内2002障害者版』 全国障害学生支援センター、2002年、500頁。ISBN 4-9900747-2-6
  • 西村伸子編 『調査と体験文からみた 障害学生の現状とニーズ』 全国障害学生支援センター、2003年、124頁。ISBN 4-9900747-3-4
  • 全国障害学生支援センター編 『大学案内2005障害者版』 全国障害学生支援センター、2005年、660頁。ISBN 4-9900747-4-2
  • 全国障害学生支援センター編 『大学案内2008障害者版』 全国障害学生支援センター、2007年、669頁。ISBN 978-4-9900747-5-3
  • 西村伸子編著 『みんなの思いが明日をひらく 障害学生からのメッセージ』 全国障害学生支援センター、2008年、120頁。ISBN 978-4-9900747-6-0

脚注

  1. ^ 全国障害学生支援センター スタッフ紹介
  2. ^ バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰式
  3. ^ Nationwide Support Center for Students with Disabilities
  4. ^ リンク切れ

参考資料

外部リンク




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