DPI女性障害者ネットワークとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > DPI女性障害者ネットワークの意味・解説 

DPI女性障害者ネットワーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/01 15:29 UTC 版)

DPI女性障害者ネットワーク
略称 DWNJ
標語 障害をもつすべての女性の権利擁護を考える。
設立 1986年
種類 障害者団体
法的地位 任意団体
本部 東京都千代田区神田錦町3-11-8 武蔵野ビル5階 NPO法人DPI日本会議内
会長 藤原久美子
重要人物 後述
提携 DPI日本会議
優生手術に対する謝罪を求める会
日本女性差別撤廃条約NGOネットワーク
SOSHIREN 女(わたし)のからだから
ウェブサイト dwnj.chobi.net
テンプレートを表示

DPI女性障害者ネットワーク(DPIじょせいしょうがいしゃねっとわーく 英名:DPI Women's Network Japan)とは、日本における女性による障害者団体社会的ネットワーク団体である。障害当事者や研究者、福祉関係者が参加している。

概要

1986年、当時のDPI日本会議の副議長だった樋口恵子高知県在住 ・脊椎カリエス・後のNPO法人ヒューマンケア協会設立者の一人、町田市議会議員)の呼びかけで結成。東京で行われた第1回の会の交流合宿でメインテーマを「女性障害者の自立促進と優生保護法撤廃」と決定した。優生保護法堕胎罪の撤廃を求める要望書を厚生大臣に提出するなどの活動を行う。1996年に優生保護法は母体保護法へ改められる。

1999年、他団体と共同で強制不妊手術被害者ホットライン開設を行う、断続的に女性限定の勉強会を開催(女性と女性運動の歴史、障害女性の自分史、介助について)、DPI日本会議季刊誌に「障害女性は今」連載するなどの活動を行う。

2012年、「障害のある女性の生活の困難―人生の中で出会う複合的な生きにくさとは―」調査報告書完成。2014年、内閣府障害者政策委員会のヒアリングに呼ばれメンバーが発言している。2016年には国際連合人権理事会女子差別撤廃委員会関係者へのロビー活動を行うべく、メンバーをジュネーブに派遣している[1]

出典[2]

主なメンバー・関係者

  • 藤原久美子(DPI日本会議常任委員)
  • 南雲君江(自立生活センターHANDS世田谷職員)
  • 臼井久実子(障害者欠格条項をなくす会代表)
  • 小山内美智子(NPO法人札幌いちご会代表)
  • 金滿里(劇団「態変」を主宰)
  • 堤愛子(NPO法人町田ヒューマンネットワーク代表)
  • 利光惠子(立命館大学生存学研究センター客員研究員)
  • 樋口恵子(元町田市議会議員)
  • 米津知子(優生手術に対する謝罪を求める会 呼びかけ人)
  • 安積純子立教大学コミュニティ福祉学部兼任講師)
  • 川合千那未(全国障害学生支援センターのメンバー)

出典[3]

注釈・脚注

  1. ^ ジュネーブ写真館
  2. ^ DPI女性障害者ネットワーク 私たちについて 2020年
  3. ^ http://www.arsvi.com/o/dwnj.htm 立岩真也のホームページ arsvi .com DPI女性障害者ネットワーク

参考文献

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  DPI女性障害者ネットワークのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「DPI女性障害者ネットワーク」の関連用語

DPI女性障害者ネットワークのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



DPI女性障害者ネットワークのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのDPI女性障害者ネットワーク (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS