全国道徳団体連合大会とは? わかりやすく解説

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全国道徳団体連合大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/07 17:21 UTC 版)

教化団体」の記事における「全国道徳団体連合大会」の解説

教化団体組織化端緒開いたのは、1915年11月京都市内開催された全国道徳団体連合大会であるといわれる。これは、大正天皇即位礼京都御所挙行されたのを契機開かれたもので、元情報将校花田仲之助らの呼びかけにより58団体参加した大会中心は、花田主催する報徳会、および一徳であった花田報徳会は、報徳思想系のいわゆる報徳会はなく、教育勅語奉戴する団体であり、一徳会もまた教育勅語奉戴する団体である。この第1回大会には内務省後援もあり、内務大臣一木喜徳郎出席して祝辞述べるなどした。 翌1916年には第2回大会開かれる。これは裕仁親王の立太子の礼契機東京開かれたのである。この第2回大会には中央報徳会、日本弘道会軍事教育会などの教化団体参加したこのうち中央報徳会については、純然たる道徳団体ではないとされながらも、かねてから道徳調和のために力を致している関係から主催者に加わることになったという。この大会初日600人近く参加し文部大臣岡田良平東京府知事井上友一祝辞述べた2日目には教化団体全国組織化について初め議論した第3回大会1918年東京開催される。この大会中央報徳会、修養団日本弘道会軍事教育会、史跡名勝天然記念物保存会の5団体共催よるもので、内務大臣床次竹二郎らが出席し50教化団体参加し300人が来場したが、前の2回の大会様子異なり従来主催者であった花田らの参加確認できない教化団体組織化議論されるともなく、この第3回大会の後、全国道徳団体連合大会が開かれた形跡はない。

※この「全国道徳団体連合大会」の解説は、「教化団体」の解説の一部です。
「全国道徳団体連合大会」を含む「教化団体」の記事については、「教化団体」の概要を参照ください。

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