光化学スモッグ
光による化学変化でできたスモッグのこと。大気中の二酸化窒素,炭化水素に太陽の紫外線があたると複雑な反応を起こし,原子状の酸素ができ,これが酸素と反応しオゾンができます。オゾンが炭化水素と反応するとアルデヒドなどの刺激性のある物質をつくります。さらに一酸化窒素や二酸化窒素も加わりだんだん複雑な化合物をつくってPAN(パーオキシアシルナイトレイト;RCO3NO2)という物質をつくります。オゾン,アルデヒド,PAN等を総称してオキシダントといいます。これが光化学スモッグの主成分です。
光化学スモッグは,夏の日ざしが強く,風の弱い日にとくに発生しやすく,その影響は目がチカチカしたり,のどが痛くなったり,植物にある種の症状が現れたりするほか視程障害をおこしたり,呼吸器系皮膚粘膜をおかすなど広範にわたります。
光化学オキシダントの環境基準…1時間値が0.06ppm以下
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