元会長逮捕・有罪判決
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「日本スケート連盟」の記事における「元会長逮捕・有罪判決」の解説
2006年10月3日、警視庁は背任容疑で久永元会長・松本元専務理事・イベント会社「フロントライン」代表中林篤治の3名を逮捕した。久永元会長らは、2002年に長野市で開かれた世界フィギュアスケート選手権などに際し、宿泊費をはじめ諸経費を旅行業者に水増し請求させ、連盟に約580万円を余分に支出させ損害を与えた。久永元会長らは逮捕時より容疑を認めていた。2007年3月27日、東京地方裁判所は背任と業務上横領罪(公金着服)に問われた久永被告に対し、背任罪で懲役3年執行猶予5年の有罪判決を言い渡した。業務上横領については証拠不十分により無罪となった。同じく背任罪で起訴された松本被告には、懲役2年執行猶予4年の有罪判決を言い渡した。検察側・被告側双方とも控訴せず裁判は確定した。 また久永元会長は2004年6月、「病気」を理由に会長・理事を辞任しているが、後にNHK杯国際フィギュアスケート競技大会の準備金を個人的に流用したとの疑惑のためであったことが判明。流用した金を自宅の改築や株式投資などに使ったとの報道もあったが、結局裁判では不明のままであった。
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