優明党
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 07:30 UTC 版)
「東京地検特捜部長・鬼島平八郎 “眠らぬ鬼”」の記事における「優明党」の解説
大橋 はじめ(おおはし はじめ)〈38〉 演 - 細川茂樹 党所属の政治家。裏金事件への関与を否定して不起訴となるが、橘や党の意向に背けず、裏金事件の罪をすべて被り、一人でやったと自供する。保釈後、坂下に自殺に見せかけて首吊りにされるが、事務所に潜入した鬼島により発見され一命を取り留める。意識不明の重体で入院していたが、意識を取り戻して病院から抜け出し、特捜部とは別に身柄確保に動いていた警察と伊智地検に確保される。小さいころ、実の父親である小山に捨てられた後、息子を育てていくために愛人となった母親に会いに来ていた橘を父親のように思っていた。橘に息子として認めてもらいたくて政治家になり、どんな悪いこともやってきた。だが橘に「心おきなく行ってこい」と死を強要され、自分が切り捨てられたことを思い知り、裏金事件の真相とこれまでの不正をすべて話すことを約束したが、拘置所内で自殺する。 坂下 保(さかした たもつ)〈45〉 演 - 風見しんご 大橋の第一秘書。その一方で橘と密会していた。橘の指示で事件を隠蔽するために、保釈された大橋を自殺に見せかけて殺そうとするが失敗。さらに入院先の病院で再び大橋に手をかけようとするが、鬼島に阻止されて逮捕される。橘を庇うために個人的な恨みで犯行に及んだと供述する。 橘 寛二(たちばな かんじ)〈68〉 演 - 松方弘樹 党幹事長。30年前に浜見市で起きた大地震で真紀を救出し、経済的な援助をしてきた。保身のためには大橋を殺すことも、敷島を切り捨てることも辞さない。真紀の告発を受け、幹事長を辞任するが、一斉捜索では決定的な証拠が出ず、自身の悪事も認めていない。
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