儀式 (アルバム)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/03 08:50 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動『儀式』 | ||||
---|---|---|---|---|
テスタメント の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | カリフォルニア州ロサンゼルス ワン・オン・ワン・レコーディング[1] | |||
ジャンル | スピードメタル | |||
時間 | ||||
レーベル | アトランティック・レコード | |||
プロデュース | トニー・プラット | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
|
||||
テスタメント アルバム 年表 | ||||
|
||||
ミュージックビデオ | ||||
「Electric Crown」 - YouTube 「Return To Serenity」 - YouTube |
『儀式』(原題:The Ritual)は、アメリカ合衆国のヘヴィメタル・バンド、テスタメントが1992年に発表した5作目のスタジオ・アルバム。本作リリース後にアレックス・スコルニック(後に復帰)とルイ・クレメンテがバンドを脱退し、デビュー時のラインナップによる最後のアルバムとなった。
背景
従来の作品よりもスピードを抑えた作風となった[6]。エリック・ピーターソンは2012年、MetalAssault.comのインタビューにおいて本作を「テスタメントのレコードとしては気楽に聴けるけど、極めてメロディックだ。"Return to Serenity"や"Electric Crown"等の良い曲を作ったけど、ドラムは…聞いての通りイージーかな」と形容している[7]。「エレクトリック・クラウン」のミュージック・ビデオには、映画『ロストボーイ』で知られる俳優ビリー・ワースが出演した[8]。
テスタメントの従来の作品は、メガフォース・ワールドワイドが原盤権を持ちアトランティック・レコードから配給されていたが、本作リリース前に両社の契約が切れ、テスタメントは最終的にアトランティックの所属バンドとなった[9]。
反響
母国アメリカのBillboard 200では55位に達し、2012年のアルバム『ダーク・ルーツ・オブ・アース』が全米12位の大ヒットとなるまで自己最高記録であった[3]。また、「リターン・トゥ・セレニティ」は『ビルボード』のメインストリーム・ロック・チャートで22位に達した[3]。
イギリスでは1992年5月30日付の全英アルバムチャートで48位を記録するが、2012年に『ダーク・ルーツ・オブ・アース』が全英57位を記録するまでの20年間、バンドはイギリスにおいてヒットに恵まれなくなる[2]。
収録曲
1.はインストゥルメンタル。
- サインズ・オブ・カオス "Signs of Chaos" – 0:30
- 作曲:アレックス・スコルニック
- エレクトリック・クラウン "Electric Crown" – 5:30
- 作詞:チャック・ビリー、アレックス・スコルニック/作曲:アレックス・スコルニック、エリック・ピーターソン
- ソー・メニー・ライズ "So Many Lies" – 6:04
- 作詞:チャック・ビリー、エリック・ピーターソン、デル・ジェイムス/作曲:アレックス・スコルニック、エリック・ピーターソン
- レット・ゴー・オブ・マイ・ワールド "Let Go of My World" – 3:47
- 作詞:チャック・ビリー、デル・ジェイムス/作曲:エリック・ピーターソン
- 儀式 "The Ritual" – 7:27
- 作詞:チャック・ビリー、エリック・ピーターソン、アレックス・スコルニック、デル・ジェイムス/作曲:エリック・ピーターソン、アレックス・スコルニック
- デッドライン "Deadline" – 4:46
- 作詞:アレックス・スコルニック、チャック・ビリー/作曲:アレックス・スコルニック
- アズ・ザ・シーズンズ・グレイ "As the Seasons Grey" – 6:12
- 作詞:チャック・ビリー、デル・ジェイムス/作曲:エリック・ピーターソン、アレックス・スコルニック
- アゴニー "Agony" – 4:00
- 作詞:チャック・ビリー、デル・ジェイムス/作曲:エリック・ピーターソン
- ザ・サーモン "The Sermon" – 4:41
- 作詞:チャック・ビリー、デル・ジェイムス/作曲:エリック・ピーターソン
- リターン・トゥ・セレニティ "Return to Serenity" – 6:30
- 作詞:チャック・ビリー、エリック・ピーターソン、デル・ジェイムス/作曲:エリック・ピーターソン
- トラブルド・ドリームズ "Troubled Dreams" – 5:03
- 作詞:チャック・ビリー、エリック・ピーターソン、デル・ジェイムス/作曲:エリック・ピーターソン、アレックス・スコルニック
参加ミュージシャン
- チャック・ビリー - ボーカル
- エリック・ピーターソン - リズムギター、リードギター
- アレックス・スコルニック - リードギター、リズムギター
- グレッグ・クリスチャン - ベース
- ルイ・クレメンテ - ドラムス
アディショナル・ミュージシャン
- ショウン・クロスビー - ヴォイス
脚注
- ^ Testament (2) - The Ritual (CD, Album) at Discogs
- ^ a b TESTAMENT | Artist | Official Charts - 「Albums」をクリックすれば表示される
- ^ a b c Testament - Awards : AllMusic
- ^ ORICON STYLE
- ^ Discographie - Testament - charts.de
- ^ Testament - About.com Heavy Metal - article by Dan Marsicano - 2014年8月2日閲覧
- ^ Testament's Eric Peterson Talks In Detail About "Dark Roots Of Earth" | Metal Assault: Interviews - article by Aniruddh "Andrew" Bansal - 2014年8月2日閲覧
- ^ Metal-Rules.com News, Interviews, Concert Reviews >> TESTAMENT - Alex Skolnick - article by Marko Syrjala - 2014年8月2日閲覧
- ^ 日本盤CD(AMCY-3097)ライナーノーツ(増田勇一、1992年4月)
「儀式 (アルバム)」の例文・使い方・用例・文例
- 儀式ばらずに;堅苦しい形式抜きで
- この儀式の方法と理由を私に教えてくれますか
- 儀式を行う
- 厳かな儀式
- ドルイド僧たちは深い森の中で儀式を行った。
- 儀式のあと、我々は彼を墓に入れた。
- そのオカルト信仰者は悪魔崇拝の儀式を行った。
- 古代の王はジッグラトで儀式を執り行っていたと言われる。
- 彼らは食事の前のあいさつを儀式にすることにした。
- 礼拝の儀式に携わる
- 礼拝の儀式
- 彼女の服は儀式的な集まりのなかで場違いです。
- 彼らは教会内での厳粛な儀式を畏敬の念をもって見守った。
- 日本の神道の儀式に則って、挙式をしたいという方がおられれば、この教会で出来ます。
- 二度の延期の後、その神聖な儀式は執り行われた。
- 荘厳な寺院で神聖な儀式が行われた。
- 神聖な儀式がその荘厳な寺院で執り行われた。
- 結婚式は、意義深い儀式である。
- 教会では儀式が執り行われた。
- 儀式は彼の話から始まった。
- 儀式_(アルバム)のページへのリンク