信仰とアマビエ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 09:22 UTC 版)
2020年4月頃から、護符やご朱印の印判にアマビエを用い始める仏教寺院や神社も日本各地で見られるようになった。いずれも新型コロナウイルスの流行以後、自粛期間中や緊急事態宣言後に「疫病退散」の祈願のためとして用いられ始めており、「疫病よけの効果があるとされている妖怪」や「疫病よけの妖怪」などと称されていることからも、2020年2月以降に創作活動として拡大をした「護符」的な存在としてのアマビエのブームやそれに関連する報道を受けて採用された例であるといえる。 同じく4月頃から、「新型コロナウイルス感染拡大の終息」や「再起・復帰」などの想いを込めた図柄としてだるまをアマビエ型にしたものが各地のだるま生産者たちによって製作されるようにもなった。 設置場所などの面から信仰との差分は不明瞭ではあるが2020年4月頃から、「コロナ終息」の願いをこめた創作活動の一環として公共施設・商業施設などにアマビエの創作物(いずれも、主にチェーンソーアーティストたちによる木像彫刻作品)が設置されることも行われている。なかには完成した木像作品が寺社に寄贈され、境内に設置される例などもみられる。
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