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信さん

作者辻内智貴

収載図書信さん
出版社小学館
刊行年月2007.8
シリーズ名小学館文庫


信さん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/05 01:59 UTC 版)

信さん
著者 辻内智貴
発行日 2003年8月27日
2007年8月7日
発行元 小学館
日本
言語 日本語
形態 四六判
文庫本
ページ数 114(単行本)
144(文庫本)
コード ISBN 4093874638(単行本)
ISBN 9784094081930(文庫本)
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信さん』(しんさん)は、辻内智貴による日本小説単行本2003年8月27日小学館から刊行され、2007年8月7日小学館文庫より文庫化された。表題作「信さん」と短編小説「遥い町」の昭和30年代を舞台にした2編の作品が収められている。

あらすじ

昭和38年、美智代とその息子・守は東京から故郷である福岡炭鉱町に戻ってきた。ある日、守は地元の悪ガキたちからいじめられていたところを信さんという少年に助けられる。両親を亡くし叔父夫婦に育てられそれまで周りから厄介もののような扱いを受けてきた信さんであったが、この事件をきっかけにあたたかく接してくれる美智代のやさしさに触れ、はじめて自分を認めてくれた美智代に対してやがて特別な感情を抱くようになる。

登場人物

映画

信さん・炭坑町のセレナーデ
監督 平山秀幸
脚本 鄭義信
製作 藤田義則
宮内眞吾
出演者 小雪
池松壮亮
石田卓也
音楽 安川午朗
製作会社 「信さん・炭坑町のセレナーデ」製作委員会
配給 ゴールドラッシュ・ピクチャーズ
公開 2010年5月15日 (福岡県)
2010年11月27日
上映時間 108分
製作国 日本
言語 日本語
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信さん・炭坑町のセレナーデ』(しんさん・たんこうまちのセレナーデ)のタイトルで2010年11月27日公開。撮影は2008年の秋に福岡県をはじめとする九州の各地でオールロケが行われ、その後しばらく公開予定は未定だったが、2010年5月15日に福岡で、全国に先がけ先行公開されることが決定した。原作者、監督、俳優、エキストラと多くの福岡県出身者が参加している。小雪池松壮亮は映画『ラスト サムライ』以来の親子役共演となる。

雑誌『ぴあ』調査の映画満足度ランキングでは1位を獲得し[1]、全国31スクリーンという小規模公開ながら、2010年11月27,28日初日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第14位と好成績になった[2]

また、2010年11月からフランスKINOTAYO映画祭で上映され、「観客賞」と「最優秀映像賞」をダブル受賞した[3]。英題は『FORGET ME NOT』。

厚生労働省社会保障審議会が推薦する児童福祉文化財の1つに選ばれている[4]

キャスト

スタッフ

  • 監督:平山秀幸
  • 脚本:鄭義信
  • 原作:辻内智貴『信さん』(小学館刊)
  • プロデューサー:藤田義則、宮内眞吾
  • 企画:近藤晋
  • 撮影:町田博
  • 照明:木村太朗
  • 美術:安宅紀史
  • 録音:小松将人
  • 編集:洲崎千恵子
  • 音楽:安川午朗
  • ラインプロデューサー:宿崎恵造
  • アソシエイト・プロデューサー:三宅はるえ
  • 装飾:天野竜哉
  • 衣裳:岩崎文男
  • ヘアメイク:根本佳枝
  • 特殊効果:岸浦秀一
  • スクリプター:近藤真智子
  • 音響効果:斎藤昌利
  • VFXスーパーバイザー:石井教雄
  • 助監督:成瀬朋一
  • 製作担当:根津文紀
  • 主題歌:中孝介『愛しき人へ』
  • 協賛:日本野菜ソムリエ協会、はせがわ
  • 制作プロダクション:フェローピクチャーズ
  • 製作委員会:電器堂、フェローピクチャーズ
  • 配給:ゴールドラッシュ・ピクチャーズ

脚注

外部リンク


「信さん」の例文・使い方・用例・文例

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